人生の贅沢
今日のランチは贅沢します
オイラの人生の贅沢をします
今日のランチはオイラが一番大好きなお寿司屋さんである“すしぎん”にやって来ました
すしぎんは大阪の鶴橋ってデープタウンの市場の中にひっそりとたたずむ小さなお寿司屋さんなのですが、ホンマ日本人も目ぇ剥いて、ひっくり返って、ションベン漏らして、失神してしまうぐらい美味しいお寿司屋さんなのです
オイラのお家からは車でで40~50分はかかる距離なのでなかなかに行くのは面倒くさいのですが、『そんなのかんけぇ~ねえ』で来てしまうお寿司屋なのです
とにかく“すしぎん”は、まずは大将の目利き、仕入れが素晴らしい!
すしぎんの“ネタ”は何を食べても“素材の香り”がとにかく素晴らしく、口の中に旨みと香りと幸せがお寿司から噛むたびにあふれ出してくるようなお寿司を食べれるのですが、“ネタ”に仕込まれている飾り包丁がまた“神業”と言う言葉すら軽薄に感じてしまうほどに素晴らしく、全ての素材、部位に対して、方向、深さ、長さが絶妙に変えられていて、一切れの“ネタ”を飾り包丁は、一見、アートティックに、しかし完全に計算された形で入れられていて、芸術作品のような美しさに変えてしまっているのですしかもその“飾り包丁”の真意はあくまで“ネタ”の旨みを引き出して際立てさせる為のものなのですが、“すしぎん”の寿司を食べるとそれぞれの“ネタ”達が小さな一切れの中のほんの小さな部位ごとにハッキリと歯ごたえの違い、味の違い、香りの違いを楽しませてくれるそして“ネタ”ごとに“シャリ”も大きさ、形、強さ、バラけ具合を変えてあり、どの“ネタ”を食べても“シャリ”が邪魔にならなくて、相乗効果で無限大にお寿司の美味しさが広がっていくそんなお寿司屋さんなです
とくに黒板に書かれている“オススメ”は絶対に外れ無しの鉄板の美味しさでっせ
今日のオイラのオーダーはとりあえず黒板の“オススメ”を一貫づつ食べて、特においしかった“ネタ”をおかわりするシステムでイキマシタ
おかわりした“ネタ”は…ハモ、中トロ、ツブ貝、子アジ、赤貝でしたが、今日のピカ一は…
中トロと赤貝でしたぁ
おいし過ぎて3回もおかわりしてもうたわ
すしぎんに行くといつも『人間ってなんでお腹いっぱいになってしまうのだろう?』って思ってしまいます
お腹がいっぱいになってめっちゃ幸せなのですが、お腹がいっぱいになってしまって、もう美味しいお寿司を食べる事が出来なって不幸せになってしまうからです
普段はキャッチ&リリースの釣りを出来る限り心掛けているし、なんか矛盾を感じて“魚を買う”事に何かしらの抵抗感を感じてしまって魚を買う事がなんとなく出来ないのでなかなか魚を食べる機会が乏しい大久保家の食卓
ホンマ“すしぎん”はオイラにとって心から贅沢出来る、最高のお寿司屋さんなのです